“はんの木”は、半田市岩滑地区と阿久比町の間を流れる、矢勝川周辺地域のローカルメディアです。
このエリアに関わってくださる人を増やしていくための地域情報を発信しています。
はんの木(榛の木)は、新美南吉記念館の北側、道を渡った矢勝川との間の土地に植わる木の名前です。
「おじいさんのランプ」の作中にも登場しています。
この土地を見守るシンボルとして、この”はんの木”をホームページの名前としています。
このホームページについて
- その日その日 … 南吉作品の日記にちなみ、南吉記念館にある「ごんの贈り物」スタッフが時々更新します。
- 見所・お店紹介 … 地域のお店や見所、イベントなどを紹介します。
- はんの木について … このページです。このホームページについての説明です。
- お問い合わせ … お問い合わせフォームが送信できます。
はんの木の思い
半田市の岩滑地区から矢勝川流域の地域は、「ごんぎつね」「手袋を買いに」などの著者で童話作家の新美南吉が生まれ育った故郷として知られています。
南吉童話に登場する自然や里山、美しい田園風景の残る地域であり、南吉の生家や作中で使われた寺社などが今も残ります。
「ごんぎつね」にちなんで始まった矢勝川の彼岸花の風景も、現在では300万本をゆうに超える秋の風物詩として、多くの人にお越しいただいています。
新美南吉記念館にも、年間を通じて多くの子供達や作品のファンの方が訪れています。
しかしこの地域も、日本の各地と同じく、高齢化や休耕田などの問題が徐々に大きくなりつつあります。
いずれは時の流れによって地域の人たちの手によって守られてきた南吉の描いた風景を保つことが難しくなってしまうかもしれません。
矢勝川や権現山といったごんぎつねが暮らした自然、そして昔ながらの伝統を受け継ぐ田畑や里山の風景。
新美南吉と、その童話を育んだこの地域の暮らしを守り、次の世代に伝えていきたい。
そのために、様々な活動を始めている人たちがいます。
この風景を守るためのボランティアを続けている人たちや、地域の子供達もいます。
そうした活動やこの地域について紹介していきますので、ぜひ応援ください!