企画展「南吉が歩いた奥三河」始まりました

こんにちは。
ごんの贈り物です。

久しぶりの更新になってしまいました。
寒い日が続いていますが、みなさま体調は崩されてないでしょうか。

さて、新美南吉記念館では ご好評いただいた企画展「ごんぎつね教科書掲載60周年記念展」が終了し、ただいま「南吉が歩いた奥三河」展が開催されています。南吉さんといえば、生まれ育った半田市と、女学校教諭を勤めた安城市がゆかりの地ですが、設楽町などの奥三河地区とも、実は深い関わりがあります。

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中学生時代に童謡を発表した新城市「博物研究会」、女学校教諭時代に鳳来寺で詠んだ数々の俳句、設楽町塩津温泉を舞台にした小説などを通して、南吉さんと奥三河の知られざるつながりをご覧いただけます。
南吉さんが自作の俳句をまとめた「アルスノート」や、旅の途中を記録した日記や地図、未完に終わった小説「山の中」の自筆原稿など、なかなか見られない珍しい資料が展示され、見応えのある展示となっています。
前回より大人向けの展示となっておりますが、南吉さんの存在がじっくりと感じられる奥深さがあります。

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展示室では、愛知県の県鳥に指定されているコノハズクの鳴き声が流れていて、癒されますよ。
南吉さんの俳句に興味のある方、寒くてどこへ行くか迷われている方、おすすめです。

来年1月9日(月)まで。

 

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新美南吉記念館

〒475-0966
愛知県半田市岩滑西町10-1
TEL 0569-26-4888
開館時間 9:30~17:30
休館日 月曜・第2火曜・年末年始
http://www.nankichi.gr.jp/

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